キャンパスではなくキャンバスだ
新しい画布に自画像を描いてみたい

 キャンパスcampusというのは、キャンプcampを張って訓練するところのことです。
もともと軍事用語で、共同生活、行動の場所です。

 大学というのは、その出来方からいっても、高校までとは違います。
大学は、国境(民族)を超えて共通する知識や技術を習得するために、学びたい人が集まり、教師がついて、世界言語を使って学ぶ場として成立します。

 世界言語というのは、ヨーロッパ世界の共通語で、ラテン語でした。
ラテン語は、中世ではすでに、日常の実用語ではなかったが、公用語であり、ヨーロッパ共通の学術語でした。
日本でいえば、漢語。大学では、この世界言語を知らなければ「素人」でした。
世界共通語と民族
 現在、世界共通語は、英米語です。
世界はマーケットが一つになり、ドルが基軸通貨であるように、英米語が基軸言語であるという現実を否定できません。
ところが、大学は、どこも民族大学になっています。民族大学でないところは、アメリカとヨーロッパしかありません。

 なぜヨーロッパやアメリカはすごいかというと、どこの国の人でも、無制限に受け入れてきたからです。
現にそうです。そこでなされている研究や教育は、民族的偏向はあっても、基本は、世界のどこででも共通な知識や技術を対象にしています。いってみれば、世界普遍=共通研究と教育ですね。
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